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京都南部の寺

木津川市山城町【蟹満寺 かにまんじ】

投稿日:2020年11月9日 更新日:

蟹満寺

木津川市 秋の秘宝秘仏特別公開中、大急ぎで観てきました。

木津川市山城町にある【蟹満寺】へ・・・!

車で国道24号線を京都方面に向かって走ると右側に大きな看板が見えてきます。

ここで矢印方向に右折してまっすぐ進みます。
すぐ(左手)に「蟹満寺駐車場」が見えてきますが、ここから蟹満寺まではまだまだ距離があるので、蟹満寺本堂横の駐車場に停めるといいです
(4月18日蟹供養の日は本堂横の駐車場が混むので、ここに停めてお寺まで歩きます💦)

蟹満寺
本堂横の駐車場に車を停めてぐるっと左に回ると正面に出ます。
庭園も美しく整備されていて、砂紋もキレイに引かれていました。

蟹満寺 蟹

お寺の色んな場所に蟹のモチーフが見られます。(凝ってるワ・・)
小さいお子様といっしょに蟹の形を探して回るのも面白そうです。

素敵な手水舎。

蟹満寺 手水舎

蟹からお水が出てるのは初めてみました。可愛いな~♡

お線香をお供えする時に使う着火マシーン。レバーを下におろすと勢いよく火がついてライターよりはるかに早く着火しました。(ちょっと危険なレベルの高火力です😆)

蟹満寺 本堂

本堂向かって左側に受付がありますので、そこで拝観料を払います。
(御朱印帳の受付もこちらです。拝観前にお預けして帰りに取りに行くと待ち時間なくスムーズです)


本堂の入口と書かれたところからイン。
おじゃましまーす・・・。

引き戸を開けると


画像は蟹満寺公式Instagramよりお借りしました

目前に国宝の蟹満寺釈迦如来坐像が。

写真でみたものと同じ真っ黒の釈迦如来サマ。素材は金銅なのだそう。地色の黒は塗りの鍍金(メッキ)が剥がれたせい。とありました。

想像よりも大きくて、厳しいお顔立ちのようにも、近くから見ると(かなり近くから見せてもらえます!)フフンと鼻で笑われているようにも見えます。←言い方・・・😅!

如来様の象徴である頭の螺髪(らほつ)や白毫(びゃくごう)もなく、見た目も黒く光ってツルンとされています。

調べによるとお寺の創建時から(1300年も前から)ずっと同じ場所に座られているということで、近年とても貴重な金銅仏像として注目されているようです。

しかし、謎が深まる見解も出ています↓

1300年間、座像の位置は不変だったのか?京都府木津川市山城町にある蟹満寺の本尊、釈迦如来坐像(国宝)の台座は、創建された白鳳時代ではなく江戸時代のものであったと市教委が19日、発表した。

 市教委は2005年、地層の状態から台座は創建当初のものと判断、坐像の位置は創建以来約1300年間不変だったとの見解を公表した。この見解が揺らぐ調査結果となった。

 市教委の中島正課長補佐らは、今年1月から旧境内約150平方メートルを調査。台座下に江戸時代の地層が入り込み、台座も近世の墓石を転用していたのが判明した。

 ほかに地層下部から、本尊の据え付け穴(直径1・3メートル)と儀式の跡とみられる8つの穴(直径35センチ-70センチ)を発掘した。出土土器から、中世以前の遺構と分かったが、白鳳時代との確証は得られなかった。

~2008年 四国新聞社より記事抜粋~

(造立年代についてはいまも議論がなされているようです)


蟹が蛇を退治するものがたり【蟹の恩返し】

本堂に入ってすぐ右下には音声ガイドのボタンがあり、緑のボタンを押すと、
今昔物語でも有名な「蟹満寺縁起」について詳しくおしえていただけます。

蟹満寺縁起 【蟹の恩がえし】

幼少の頃より、とても信心深い娘がおりました。
ある日のこと、娘は村人が蟹を捕まえて食べようとしているのを見て蟹を買い求め、草むらに逃がしてやりました。

その後、娘の父親が田を耕していると蛇がカエルを飲み込もうとしていました。
可哀想に思った父は(何を思ったか)蛇に向かって、「カエルを放してくれたらウチの娘の婿にしよう」と言いました。
それを聞いた蛇はカエルを放し姿を消しました。

その晩、両親と娘の家に衣冠をつけた紳士がやってきて約束を迫ります。
まだ嫁入り支度ができてない、などの理由で三日後に来るように帰らせましたが回避の方法がみつかりません。
三日後、約束を守ろうとしない娘と父母に腹を立てた紳士は大蛇の姿に戻り、怒り狂って暴れだします。

娘はひたすら観音経を唱えました。
その時、輝くばかりの観音様が現れ「恐れることはない。慈悲深く善良である娘の仏を思う力はこの危難を除くべし」と告げ姿を消します。

まもなく家の外が静かになり、そっと覗いてみたところ
ハサミでズタズタに切られた大蛇と無数の蟹の死骸が残されていました。

親子は娘の身代わりとなったたくさんの蟹と、蛇の霊を弔うため御堂を建て観音様を祀りました。
蟹が災難を救ったことでお寺の名前を【蟹満寺】にしたとのことです。(←諸説あり。渡来系の豪族によって建立されたとも言われています)

この縁起にちなみ、毎年4月18日には「蟹供養放生会」が催されます。


蟹満寺にはこの素敵な如来様の他にもお不動様やら沢山の仏像が展示されています。わたしはこの日、どうしても見たかった

両界曼荼羅が見れて満足でした!

上記は特別公開の時しか目にできないそうですが、それはそれは細かく繊細な絵柄の曼陀羅です。機会があれば是非、ご覧になってみてください😊
山城の土砂災害で汚れた貴重な曼陀羅をよくぞここまでキレイに・・・!と当時のご苦労にグッときます。



本堂の中は満足するまでじっくり見せていただけます。
この時は他のお客様がいらっしゃらなかったので15分以上独り占めでした。

ご住職様も柔和な笑顔で、帰りも優しくご挨拶してくださいました。
ありがとうございました~

関係ないかもですが、最近買った本の裏表紙が蟹満寺の釈迦如来様だった件について(笑)。水掻きもしっかり見えますよ。
関西の仏さまより

当尾の石仏も載ってた😊

◎寺名 蟹満寺(かにまんじ)
◎本尊 国宝 釈迦如来坐像
◎宗派 真言宗 普門山
◎住所 京都府木津川市山城町綺田浜36
◎TEL 0774-86-2577
◎駐車場 本堂横に無料駐車場有り
◎拝観料 大人¥500( JAF割引有)
◎拝観時間 8:00~16:00
◎最寄り駅 JR棚倉駅より徒歩20分(平日ならやましろバス蟹満寺口下車)


JR棚倉駅にはこんな可愛い蟹満寺の石板が建っています♡


★この記事は当時の情報です。予定を立てられる場合はご確認の上お願い致します😊
情報に誤りや変更点などありましたらこちらから教えていただけると嬉しいです!★

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